EXPERT INSIGHT ─ Diet & Nutrition

あなたの食事、本当に健康的?
国立研究機関が開発した
「日本版栄養スコア」でセルフチェック

食品の栄養バランスを点数化した「健康ものさし」で
あなたの食品選びの傾向を客観視してみませんか?

📊 この記事のポイント

  • 国の研究機関が開発した「日本版栄養スコア」とは何かがわかる
  • 食品の栄養バランスを評価する「ポジティブ要素」と「ネガティブ要素」が学べる
  • あなたの普段の食品選びの傾向を、簡単なセルフチェックで客観視できる
  • 日々の食品選びに、栄養スコアの考え方を活かすヒントが手に入る

「健康のために、と野菜多めのメニューを選んでいるけど、本当にこれでいいのかな?」「コンビニでお弁当を選ぶとき、結局どれが正解なんだろう…」

数多くの食品の中から「より健康的なもの」を直感的に見分けるのは、本当に難しいですよね。そんな悩みを解決する一つの物差しとして、国の研究機関が開発した「日本版栄養プロファイルモデル」、通称「日本版栄養スコア」が注目を集めています。

この記事では、この栄養スコアがどのようなもので、私たちの食品選びにどう役立つのかを、専門家の視点から分かりやすく解説します。

「日本版栄養スコア」とは?

Q. 「日本版栄養スコア」とは、簡単に言うと何ですか?

A. 食品の栄養バランスを点数化した「健康ものさし」です。食物繊維やたんぱく質など摂りたい栄養素が多いと点数が上がり、糖類や食塩など控えたい栄養素が多いと点数が下がります。スコアが高いほど、栄養的にバランスの取れた食品と言えます。

これは、国立研究開発法人「医薬基盤・健康・栄養研究所」が開発した、食品の栄養価を客観的に評価するための指標です。食品100gあたりに含まれる栄養素を点数化し、「摂取を推奨する栄養素」の点数から「過剰摂取を避けたい栄養素」の点数を差し引いて、総合的なスコアを算出します。

つまり、このスコアが高い食品ほど、栄養のバランスが優れていると考えることができます。

👍 ポジティブ要素(スコアUP)

  • 食物繊維
  • たんぱく質
  • 果物・野菜・豆類など
  • 飽和脂肪酸以外の脂肪酸

👎 ネガティブ要素(スコアDOWN)

  • エネルギー
  • 飽和脂肪酸
  • 糖類
  • 食塩相当量

あなたの食品選びの傾向は?
セルフチェックで客観視しよう!

この栄養スコアの考え方を基に、あなたの普段の食品選びの傾向を測定できます。
下のツールで早速チェックしてみましょう!

今すぐ測定を始める

Q. 毎日のコンビニやスーパーでの買い物にどう活かせますか?

A. スコア自体が表示されていなくても、「考え方」を応用できます。例えば、お弁当を選ぶ際に「食物繊維やたんぱく質(ポジティブ要素)が多そうか?」「糖類や食塩(ネガティブ要素)は多すぎないか?」と意識するだけで、より健康的な選択がしやすくなります。

よくある質問(FAQ)

Q. スコアが低い食品は、食べてはいけないのですか?

いいえ。このスコアは「良い食品」「悪い食品」とレッテルを貼るためのものではなく、あくまで「より健康的な選択をするための物差し」です。スコアが低めのお菓子や嗜好品も、食べる量や頻度を考え、他の食事とのバランスを取ることが大切です。

Q. すべての食品のスコアを知ることはできますか?

現時点では、すべての市販品のスコアが公開されているわけではありません。今後、食品メーカーの商品開発やスーパー等での表示に活用されることが期待されています。まずは測定ツールでご自身の傾向を把握し、スコアの「考え方」を日々の食品選びのヒントとして活用いただくのが最も実践的です。

CONTACT US

「賢い食品選び」を、あなたの会社の文化に

「従業員にも、もっと健康的な食事を選んでほしい」
「健康経営の一環として、分かりやすい食育セミナーを開催したい」
ウェルネスドアでは、管理栄養士が最新の知見に基づき、楽しく学べるセミナーや個別栄養相談を提供しています。

執筆・監修:狩野 学(かりの まなぶ)

ウェルネスドア合同会社 代表。約18年間フィットネス・健康領域で現場支援に携わった後、2018年より法人向け健康経営支援を本格展開。食生活改善セミナー、運動施策、ストレスケアまで一気通貫で支援。

【参照情報】

  • 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「日本人における食事の栄養バランスを評価するシステムの開発」

【免責事項】本記事および測定は、一般的な情報提供を目的としています。個人の健康状態や病状に応じた食事については、かかりつけの医師や管理栄養士にご相談ください。

あなたの食事選びをチェック!
日本版栄養スコア 簡易判定